2020年3月20日放送、「連続ドキュメンタリーRIDE ON TIME」にて、堂本光一さん回が放送されました。
「堂本光一」
光一さんインタビュー
カメラに対してどう思ってる?
え?カメラ嫌いですよ。カメラ向けられたら、もうちょっと黙っとこうかな(笑)って思ったことあったけど。ちょっとやめとこっか。
普段何も飾ってない自分、稽古を経てきたわけでもない自分をカメラを通してみられる、「いや、見せられるもんじゃねぇし」って思うんですよ。「何がおもろいん?」って。「全然おもんないヤツやけど」
ライブやったってファンに対してサービスしないですからね。ファンサービスというのは全くしないタイプの人間なので。………それこそ本当、ドキュメンタリーみたいな素の自分を見せるのはちょっと恐怖ありますね。
SHOCK稽古
フライング練習@帝劇
ハーネスをつけ、ワイヤーで吊られていく光一さん。「はぁ」と大袈裟に力を抜いて、ダラーンとうなだれてみせます。周囲からは笑い声が。

フライングも人力なんですよね。
オフブロードウェイショー冒頭のフライング練習。ワイヤーがたるんで光一さんの頭の上で跳ねています。

俺は大丈夫だけど、変な声聞こえたよ今
リボンフライングの練習。よくメディアにも切り取られるシーンですが、衣装を着ていないフライング姿というのはめちゃくちゃ貴重ですね。ハーネスで締め付けられているのでめちゃくちゃ細いのと、空中姿勢が驚くほどにまっすぐ綺麗です。
階段落ち練習@帝劇
ジャニーズJrの椿くんと松井くんが、中段から落下の練習をしています。刀を正面で持つとぶつかるので横に持つようにとアドバイスする光一さん。恐がる椿くんを笑っていますが、笑顔がとっても優しい。

なんかもう「お父さん」なんだよなぁ…。
光一さんに呼ばれて、お手本にマツが登場。階段を駆け上がった勢いのまま飛び降りていきます(笑)しかも光一さんのリクエストで2回も。

松崎くん、本当に優しい人だなぁ…。
松崎くんインタビュー
20年前の「MILLENNIUM SHOCK」にも出てたんすよ、僕。ただ何もわかんなかった。そのありがたみも。「帝国劇場ってなんだよ」って。
2006年から出させてもらったんですけど、その時に光一くんに挨拶しても、目も合わせてくんない。「おはよう」も返ってこない。そういう人でしたからね。
今、見てくださいよ。変わりましたでしょう?SHOCKと共に光一くんも変わってるんですよ。だから僕たちも変われる。変わってる。うん。楽しい。
MILLENNIUM SHOCK映像
「MILLENNIUM SHOCK」シェイクスピア劇の映像が流れます。当時は和装だったんですね。ジャニーズが初めて帝国劇場に進出して、当時、最年少座長を務めた光一さん。本当にジャニーズの歴史を作った1人です。
齋藤プロデューサーインタビュー
まぁ、人見知りだと聞いていたので、打ち解けるまでは、初めてはなかなか、コミュニケーションが取れなくて。かわいそうだったろうなって思うんですよね。やっぱ孤独だったと思うんですよ。
越岡くんインタビュー
もう今は、今回入ってきたタイガとかミナトにも、普通にフレンドリーに接してくれてるから、いきなりギュッとね、距離も縮められるし。光一くんはなんか色々考えてそうなったんでしょうね。
なんかね、包まれてる感じがしますよね。なんか、年々。光一くんが年重ねてくごとに、すごくなんか守ってくれるような、ちょっと包容力増してんなって感じはします。年々。
SHOCK稽古
演者のいなくなったリハーサル室の隅の机で資料をめくる光一さん。真剣な表情です。
Higher稽古
「胸筋で持ってきて」「クゥ~って」と指示を出す光一さん。トラビスさんの振り付けた難しいダンスは、毎回出演者が苦戦するようです。疲れ切った様子の出演者たち。そんな共演者に光一さんは「あと2回思い切り」と言い放ちます。

ロス思い出して。やってもやっても頭に戻されるっていう(笑)
「Document of Endless SHOCK 2012 -明日の舞台へ-」映像
アメリカに渡り、トラビスペイン氏から直接振りを伝授された時の様子が流れます。難しい振りに崩れる光一さん。何度も繰り返し汗だくに険しい表情を浮かべています。
Higher稽古続き

もう俺、土下座して謝ったから(笑)もう勘弁してくれぇ!(笑)

かっけぇ…

これくらいやらないと。ヘロヘロになってからだよ。
光一さんインタビュー
トラビスが日本に来て、最終チェックをしてくれた時に、まぁその時もそれなりにいじめられたんです(笑)愛情を持ってね。
厳しい?
トラビスは優しいんですけどね、一緒にやってるステーシーが厳しいんですよ。「思い切りあと2回!」とか。「マジで言ってんの…」みたいな、そんな感じなんですよね。それをやった後に、トラビスとステーシーが言ってたのが、本当に全員がヘットヘトになって。もう立てないよってくらいヘトヘトになった時に彼ら二人が言ったのが「みんなこれで家族になれたね」って言ったんですよ。
本当その通りで。同じ苦しみをみんなで共有した瞬間だったんですよね。だからそこには素晴らしい達成感があって。1つの作品を良くするためにやっていった作業だったんですけどね。
舞台初日
開演直前の舞台裏、マツの音頭で声出しを兼ねた円陣を組み気合を入れます。2020年2月4日、21年目、通算1732回目の本番が始まります。電飾階段に右腕を挙げたコウイチのシルエット。SHOCK本編の映像がダイジェストで流れていきます。
光一さんインタビュー
じゃあ1700回1800回だからっていう想いで、何か特別なことをやろうってのは一切ないですね。だから自分、すごいイジワル精神なんですけど、こんなこと言ったらすげぇ嫌われちゃうなぁ…。まぁ嫌われてもいいや。嫌われてもいいです。
あの、千秋楽ほど普っ通にやります。もうある意味初日に帰るって言葉があるんですよ、舞台やってると。なんか千秋楽だし、なんか特別なこと期待してる、なんかその感じが嫌なんですよ(笑)性格悪いでしょ?(笑)

ごめん、ちょっと悪いかも…(笑)
光一さん膝を叩いて大笑い。

でもやっぱり、あんまり特別を作りたくないんですよ。
ずっとニュートラル?
じゃないと、できないんす。ニュートラルというか、常にこの作品に関しては、常に限界を超えてるんで。「疲れるし、明日も2回公演だし、ちょっと手ぇ抜こう…」とかなんかそういう風にしてしまった時点で、もうアウトなんですよね。楽しくなくなるし。
何がダメだったかっていうのを見失っちゃうんですよね。だからそれが恐い。うん。恐いです。なんかそうなるともう、そうなった瞬間に、自分はもうステージ立てなくなると思います。
舞台って、………舞台って、すごいと思うんですけどね(笑)なんかこう、やってる方もそうだし、見てる側もそうだし、人をなんかこう、虜にさせる魅了させる、当ったり前の言葉だけど、なんかそれ以上の何かに憑りつかれた感覚になる、場所ですよね。うーん。
まぁ70公演か、これから。まいりましたね(笑)いや、まぁ、でも1回1回をね。大事にしたいなとは思います。
10年後やってたいと思う?
SHOCKは無理じゃないですかね(笑)10年は。って10年前も言ってたかもしれないですね。SHOCKに関しては、それはちょっと身が持たないですね。おそらく。ていうかむしろ、50まで俺生きてるかな?って思いますね。
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