1998年から行われているジャニーズカウントダウン。多くの方が目にするようになったであろう、2003年以降のテレビ放送枠内で最も歌われた曲を調べました。
披露回数の多い楽曲トップ5
タイトル | 回数 |
---|---|
仮面舞踏会 | 14 |
硝子の少年 | 14 |
Venus | 14 |
A・RA・SHI | 13 |
夢物語 | 12 |
NEWSニッポン | 12 |
LOVE YOU ONLY | 11 |
MUSIC FOR THE PEOPLE | 11 |
ミッドナイト・シャッフル | 10 |
愛なんだ | 10 |
青春アミーゴ | 10 |
Ultra Music Power | 10 |
Everybody Go | 10 |
最も歌われた曲は、社歌『仮面舞踏会』
ジャニーズの社歌と呼ばれて久しい『仮面舞踏会』が堂々の1位にランクイン。初期の頃からゲストの少年隊メンバーと後輩たちが総出で歌うのが、カウコンの定番となっており、まさに社歌と言えるでしょう。
KinKi Kidsの代名詞『硝子の少年』が1位タイ
こちらも踊れないJrはいないと名高い『硝子の少年』が1位タイにランクイン。14回のうち12回が本人による歌唱で、バックダンサーを率いたオープニングは、KinKi Kids司会時の名物でもありました。
タキ翼の代表曲『Venus』が1位タイ
ラストステージでも披露されたタッキー&翼の代表曲『Venus』が1位タイ。解散後も後輩にカバーされ続けており、披露回数を伸ばしています。
やっぱり強い『A・RA・SHI』が2位
2番目に歌われたのは、『A・RA・SHI』の13回。本人による歌唱のほか、カバーされることも多く、披露回数の多い楽曲となっています。
放送初期メンの代表曲が3位・4位
3番目に歌われたのは、『夢物語』と『NEWSニッポン』で12回。4番目に歌われたの『LOVE YOU ONLY』と『MUSIC FOR THE PEOPLE』で11回。どれも放送初期から歌われている、それぞれのグループを代表する曲で、出演年数が長いため、必然的に披露回数も多くなっています。
定番『ミッドナイト・シャッフル』が5位
5番目に歌われた曲は、『ミッドナイト・シャッフル』。最初期から定期的に歌われている曲で、マッチさんが登場した際には、KinKi Kidsがセンター割りになるのも定番の形です。
『愛なんだ』なんだ…
『愛なんだ』は「愛なんだなんだ」をトレンド入りさせてしまうほど、披露されることの多いV6の代表曲ですが、カウコンでは本人歌唱のほか、カバーされることも多く結果として披露回数が多くなっています。
中堅組のデビュー曲が5位タイ
『青春アミーゴ』/修二と彰、『Ultra Music Power』/Hey!Say!JUMP、『Everybody Go』/Kis-My-Ft2は、2000年後半以降に発売された曲でありながら、コンスタントに披露されてきた楽曲です。2000年後半以降のカウコンで「デビュー曲メドレー」が定番となっているため、全体的にデビュー曲の披露回数が高い傾向にあります。
よく歌われる曲アーティスト別
アーティスト | 計 | 曲名 | 回 | 曲名 | 回 | 曲名 | 回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
近藤真彦 | 40 | ミッドナイト・シャッフル | 10 | アンダルシアに憧れて | 8 | – | |
少年隊 | 25 | 仮面舞踏会 | 14 | 君だけに | 6 | – | |
男闘呼組 | 9 | DAYBREAK | 7 | TIME ZONE | 2 | – | |
光GENJI | 18 | パラダイス銀河 | 5 | ガラスの十代 | 5 | STAR LIGHT | 5 |
SMAP | 21 | 夜空ノムコウ | 4 | SHAKE | 4 | 世界に一つだけの花 | 2 |
TOKIO | 48 | LOVE YOU ONLY | 11 | 宙船 | 9 | AMBITIOUS JAPAN! | 8 |
KinKi Kids | 68 | 硝子の少年 | 14 | フラワー | 7 | 愛されるより 愛したい | 5 |
V6 | 63 | MUSIC FOR THE PEOPLE | 11 | 愛なんだ | 10 | WAになっておどろう | 7 |
嵐 | 74 | A・RA・SHI | 13 | Love so sweet | 9 | Happiness | 7 |
タッキー&翼 | 40 | Venus | 14 | 夢物語 | 12 | ×〜ダメ〜 | 3 |
NEWS | 51 | NEWSニッポン | 12 | weeeek | 9 | 希望~Yell~ | 7 |
KAT-TUN | 38 | Real Face | 9 | Keep the faith | 8 | Real Face#2 | 4 |
関ジャニ∞ | 45 | 好きやねん、大阪。 | 9 | ズッコケ男道 | 9 | 無責任ヒーロー | 5 |
Hey!Say!JUMP | 33 | Ultra Music Power | 10 | ウィークエンダー | 5 | 真夜中のシャドーボーイ | 4 |
Kis-My-Ft2 | 25 | Everybody Go | 10 | SHE!HER!HER! | 6 | Thank youじゃん! | 3 |
Sexy Zone | 20 | Sexy Zone | 9 | Cha-Cha-Cha チャンピオン | 3 | ||
A.B.C-Z | 15 | Za ABC~5stars~ | 8 | Moonlight walker | 4 | ||
トラジ・ハイジ | 7 | ファンタスティポ | 7 | ||||
修二と彰 | 10 | 青春アミーゴ | 10 | ||||
滝沢秀明 | 7 | 愛・革命 | 6 | ||||
山下智久 | 12 | 抱いてセニョリータ | 9 |
最も歌われたのは嵐の楽曲
アーティスト別では、74回で嵐の曲が最も歌われました。次点でKinKi Kids(68回)、V6(63回)、NEWS(51回)、TOKIO(48回)と初期メンバーの曲の披露回数が必然的に多くなっています。嵐は自身の披露、カバーでの披露ともに多く、結果として披露回数が多くなっています。
2番目に歌われたKinKi Kidsの曲は、ほぼ本人による歌唱
一方、次点のKinKi Kidsは、披露されたKinKi Kids楽曲68回のうち72%にあたる49回が自身(または本人+α)による披露で、嵐の65%、V6の59%と比べて高く、KinKi Kidsの楽曲はカバーされにくい傾向にあると言えます。なお、自身の曲を披露した回数としては、KinKi Kidsの49回が最多となっています。
また、『愛されるより 愛したい』『ジェットコースター・ロマンス』などカバーで披露される曲と、『Anniversary』『Family~ひとつになること』など本人が披露する曲が異なるという特徴もあり、『硝子の少年』以外は満遍なく披露されているのも特徴です。KinKiの曲はKinKiで聴きたいという製作の意図を感じます。(気のせい。)
後輩グループはカバーされるかがカギ
初期からカウコンに出場しているベテラン組の定番曲が多くなるのは必然だが、修二と彰のように持ち歌が少ない場合や、よくカバーされるようなキャッチーな曲は回数を伸ばしている傾向にあります。ジャニーズの場合、持ち歌が少ないと同一公演で同じ曲を何度も披露することも珍しくないので、デビュー曲だけは知ってるという現象が起こります。
1度も出演したことのないSMAPの曲は21回
SMAPはカウントダウンコンサートに出演することはありませんでしたが、21回も楽曲が披露されており、出演せずしてちょっとしたデビュー組よりも楽曲披露回数が多くなっています。また歌われる楽曲に偏りがなく、代表曲が満遍なくカバーされています。大人数で歌うことが多いですが、光一さんも仰っていた通り、グループに充てられる場合はKinKi Kidsに充てられることが多いです。
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