CDTVライブ!ライブ!/KinKi Kids

2023年1月16日放送の「CDTVライブ!ライブ!2時間スペシャル」にKinKi Kidsが出演いたしました!1月18日発売のニューシングル『The Story of Us』をフルコーラスで披露です。CDTVさんは、すごくアーティストに寄り添ってくれるという印象があります。フルコーラスでの披露というのも嬉しいですね。早速、見ていきましょう。

KinKi Kidsスタジオトーク

CDTVさん、2023年初回の放送らしく、KinKi Kidsに新年の抱負を聞いていますが…。

光一
光一

抱負をあまり持ったことがなくてですね…。2023年ですよね?終わるまでに抱負を持つことを抱負としたいと思います。

剛

2023年もまだまだ大変な時代も続きますので、2022年同様、皆さんと共に一緒に生きていく。そんな1年にできたらいいなと思います。

ぽんず
ぽんず

ですよね~(笑)いつも通りのKinKi Kidsですね。通常運転です。

お衣装も素敵でしたよ。なんでKinKi Kidsの写真ってこんなに「撮られました」感あるんですかね?事務所の許可出てますよね?

KinKi Kids紹介VTR

25周年イヤーシングル『高純度romace』『Amazing Love』『The Story of Us』を3作とも紹介してくれていました。私、個人的にですけど、高ロマ好きなんです。あまり披露の機会がなくて残念に思っていたので、3作とも流れで紹介してくれたのは嬉しかったです。「今この時代を共に闘い、共に新しいStoryを描いて行こう」はJE公式の紹介文ですね。

『The Story of Us』KinKi Kids

円形のステージが1メートルほど上がっていて、そこにKinKi Kidsのお2人が立っています。照明は全体的に暗くて、紺色で、「夜」みたいなイメージですかね。

歌い出し、「見上げた空が」でカメラが下アングルからステージ上のKinKi Kidsに寄っていきます。KinKi Kids頭上の照明が眩しいです。剛さんの歌声やばいですね。バックミュージックもピアノだけなので、歌声がすーごく分かります。THE FIRST TAKEの時のような、素敵なエッジボイスで色付けされて剛さんの歌声が鮮やかですね。

っていうかここの空の「あお」、「青」じゃなくて「碧」なんですね。「青」だと、よく澄み切った青空が広がっていて、自分の心はそんなに晴れやかではないからなんか虚しくて迷子になった、ってことかと思っていたんですけれども、「碧」だと、そもそも森とか林とかMVのような木がたくさんある場所にいて、その葉などを指している感じがしますよね。そもそも迷子になりそうな場所に自分もいて、からの心が迷子なんですね。ちょっとしたことですけど、若干印象が変わりました。

もちろん光一さんだって心が迷子になりそうな日もあるとは思うんですけど、声質とかイメージからするに、Aメロのちょっと繊細な感じって剛さんの方が似合いますよね。

これ何回も言いますけど、「What’s your Story?歌ってよ」みたいな、ちょっとタフネスな感じは光一さんのキャラと歌声がめちゃくちゃマッチします。一方で、剛さんの「What’s your Story?いま」はそれほど鼓舞感がなく、そばにいて優しく問いかけてくれている感じ。

これは、そっちしかできないという意味ではなくて、お2人がご自身のキャラとか声質とかで、ちょっと歌い分けているというか、むしろそこを押し出していくことによって両面性をだしている感じあると思ってます。頑張れがんばれだけでもないし、寄り添うだけでもない、これが「共に闘おう」って感じに繋がっているなぁと。

この曲は1番と2番でハモリの入れ替えがなくて、ずっと剛さんのメインなんですよね。もちろん光一さんがメインで剛さんがハモってもKinKi Kidsの音色にはなるんですけれども、光一さんの剛さんの声に寄り添わせる能力が高すぎるので、個人的にはこっちの方がしっくりきます。まぁ、2人しかいないと組み合わせのバリエーションが少ないですから、曲に合わせて決めているんでしょうね。均一に分けるのが1番いいというわけでもないですし。

2番からはダンサーさんも登場。コンテンポラリーダンスのような、ちょっと不思議な動きで、なんか宇宙の壮大さ、あるいはその中で生きる我々人類1人1人の集合体としての地球や宇宙、そんなものを表現しているようにも見えます。

この曲、『The Story of Us』という曲、壮大なんですよね。テーマも世界観も。だから「僕は思う(ひとりじゃない)」くらいのキャッチーな遊びを入れておいてもらえた方が、聴いている側としても、なんかちょっと安心するというか。宇宙とか命とか人生とか、ちょっと重たくというか考えるのを敬遠してしまいそうになるテーマを、ちょっとだけポップに感じられて、個人的にはすごく好きでした。

「新しい」のところの剛さんの声の響きが凄すぎて。「歩こう」も高いのにめっちゃ響かせてましたよね。なんかもう鼻腔で歌ってるくらいのマイク位置でしたもん。

2サビでいきなり光一さんが指を指してきて、何事かと思ったら振り付けでした。剛さんも、わざわざマイクを左手に持ち替えて、シンメな振り付けでしたね。KinKi Kidsのお2人が、それぞれの外側の手で包み込むような「手を繋いだら笑おう」のところの振りが、もう2人で全世界を抱き寄せていました。

サビ以降のダンサーさんの力強いダンスも、なんか生命体のパワーというか、生命力を感じてすごく素敵だなと思いました。照明もどんどん明るくなり、バックには空撮の森と航空写真のような空の映像。KinKi Kidsの歌声もパワーいっぱいです。

ラスト、今度はシンメではなくシンクロで「私たちの人生」という意味の手話だそうです。なんか前に、手話を取り入れたダンスをやりたいみたいなこと、剛さんかな?が仰っていましたよね。ダンサーさんも皆さん同じ手話で終わっています。

KinKi Kidsもダンサーさんも含めて、この世の全員がそれぞれのストーリーを生きていて、だから「The Story of Us」と書いて、「私たちの人生」と読む。大事なことをちゃんと形にはするけど、表現が直接的でない感じが、非常にKinKi Kidsらしくて、めちゃくちゃ愛おしい人たちですね。

CDTVライブ!ライブ!を振り返って

すごく「私たち」に、ファンという意味ではなく、全人類全世界全宇宙そこに生きている生命体という意味での「私たち」にスポットが当たった曲だなと感じました。令和版、『地上の星』のような印象です。

この曲の説得力って、25周年を迎えたKinKi Kidsだからこそだし、曲も2人で歌うには迫力を出すのが難しいというか。ボーカリストとしての声量とかテクニックとかそういう程度の話じゃなくて、その人の持つパワーとか生命力がないと世界観が成り立たない曲だなと思って。それはずっと愛とか命とかそういうものを大事に歌い続けてきたKinKi Kidsだから表現できたんだろうなってすごく感じました。

あと、これを25周年イヤーの最終章として2023年の発売にしたのは、この曲がKinKi Kidsじゃなくて、KinKi Kidsも含むけど、KinKi Kidsよりもすごく周りとか「私たち」にスポットを当てた曲だからなんだろうなぁ…とか。

普段スポットを当ててもらっているKinKi Kidsが、支えてくださる方々へスポットを当て返しているというか、「25周年は感謝を伝える年にしたい」と言っていたのが、本当なんだって思って。いや、別に疑っていたわけではないんですけど。言葉より楽曲とかパフォーマンスの方が、「あぁ…この人たち本気なんだ…」って感じが、なんか理屈じゃなく分かる感じがあります。それはKinKi Kidsがパフォーマンスのプロだからなんでしょうけど。

なんかそんな感じを個人的にはすごく受けましたね。CD届く前から、ラジオでもコンサートでもテレビでもYouTubeでも聴きまくっているので、もう完璧に歌えますけど、やっぱりKinKi Kidsのそんな想いが詰まったCDが手元に届くのが楽しみです。ガッツリ最近の若者に分類される年代ではあると思うんですけれども、やっぱりCDでしか得難い感動はありますよね。配信も便利なんですけどね。というわけで今日はこんなところです。

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